腹痛とは、みぞおちのあたりから、骨盤に至る広い範囲内で感じる痛みを指します。腹痛が起こる原因として、消化管(胃や小腸、大腸)による疾患のほか、肝臓や膵臓、女性であれば子宮や卵巣といった生殖器系の疾患、あるいは泌尿器系の疾患などによるものなど多岐にわたります。
症状
症状
腹痛とは、みぞおちのあたりから、骨盤に至る広い範囲内で感じる痛みを指します。腹痛が起こる原因として、消化管(胃や小腸、大腸)による疾患のほか、肝臓や膵臓、女性であれば子宮や卵巣といった生殖器系の疾患、あるいは泌尿器系の疾患などによるものなど多岐にわたります。
胸焼けは、みぞおちから胸のあたりにかけて、焼けるような不快感や痛みを感じる症状のことです。主に胃酸が食道に逆流することで起こり、ひどい場合はのどまで酸っぱいものが上がってくるように感じることもあります。胸焼けは、一過性のものであったり、慢性的に発生したりすることもあります。
下痢とは、便の水分量が増加し、軟便や水様便が頻繁に排泄される状態を指します。下痢は一時的なものから慢性的なものまで様々で、体内の水分バランスに影響を与え、急速な脱水を引き起こすこともあります。慢性的な下痢の場合、潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患が考えられます。10代での慢性下痢症もこれら炎症性腸疾患の可能性があります。
便潜血とは、便の中に肉眼では確認できない微量の血液が混じっている状態です。健康診断などで大腸がん検診として行われる便潜血検査で陽性反応が出た場合にこのように言われます。普段から便秘気味で切れ痔などがある方は『どうせ痔からの出血だろう』と思われたり、女性の場合は『月経血が混じったのだろう』と思われ、放っておかれる方がいらっしゃいますが、とても危険なことがあります。
貧血とは、血液中の赤血球の数や、赤血球に含まれるヘモグロビンという色素の量が減少し、全身に酸素を運ぶ能力が低下する状態をいいます。ヘモグロビンは酸素と結合して全身の組織に酸素を供給する重要な役割を担っているため、これが不足=貧血になると、脱力感、息切れ、めまい、などのさまざまな症状があらわれます。
肝臓になんらかの異常が見られる状態を幅広く指す言葉です。健康診断の血液検査などで、肝機能の数値が定められた基準値から外れた際に「肝機能障害」と判定されることが多く、初期には自覚症状を有さないことがほとんどであるため、気づかないうちに進行してしまうことがあります。健康診断の結果、肝機能の異常を指摘され、要治療・要精密検査の指示のあった方は、症状がなくても速やかに医療機関を受診してください。
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