下痢と便秘をくり返す人の特徴|姫路市の消化器内科・内科|もりかわおなかのクリニック

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下痢と便秘をくり返す人の特徴

下痢と便秘をくり返す人の特徴|姫路市の消化器内科・内科|もりかわおなかのクリニック

2025年12月12日

下痢と便秘をくり返す人の特徴

「下痢が続いたと思ったら、今度は便秘になる」
このような便通の乱れに悩んでいる方は、決して少なくありません。

一時的な体調不良や生活リズムの乱れが原因の場合もありますが、繰り返す場合には消化管の不調が隠れていることもあります。
特に50代以降では、自己判断せず原因を確認することが大切です。

この記事では、下痢と便秘をくり返す人の特徴や考えられる原因、受診の目安、内視鏡検査について、わかりやすく解説します。

下痢と便秘をくり返す状態とは?

下痢と便秘を交互にくり返す状態は、腸の動きや消化機能が安定していないサインと考えられます。

よくみられる症状の例

・数日間下痢が続いた後、便が出なくなる

・お腹が張る・ガスがたまりやすい

・排便後もすっきりしない

・ストレスや食事内容で症状が変動する

こうした症状が続く場合、生活習慣だけでなく消化管の状態を確認することが重要です。

下痢と便秘をくり返す人の主な特徴

このような症状がみられる方には、いくつか共通した特徴があります。

生活習慣・体質に関する特徴

・食事時間が不規則

・脂っこい食事や刺激物が多い

・ストレスを感じやすい

・睡眠不足が続いている

・運動不足

消化管の病気が関係する場合

・過敏性腸症候群(IBS)

・大腸ポリープ

・大腸がん

・炎症性腸疾患

・腸の狭窄や通過障害

※症状だけで病気を断定することはできません。

胃痛が続く原因と便通異常の関係

下痢や便秘に加えて、胃痛やみぞおちの違和感が続く場合、胃や十二指腸の不調が影響していることもあります。

胃痛が続くときに考えられる原因

・胃炎

・胃潰瘍

・ピロリ菌感染

・胃の運動機能低下


ストレスによる自律神経の乱れ

胃の不調があると、消化がうまく進まず、腸の動きにも影響することがあります。

胃カメラについて詳しくはこちら

受診すべき症状の目安

以下のような症状がある場合は、医療機関への相談が勧められます。

下痢と便秘を何度もくり返している

・腹痛や腹部膨満感が続いている

・便が細くなった、血が混じる

・体重減少や食欲不振がある

・50歳以上で症状が出始めた

姫路市・英賀保エリアでも、こうした症状をきっかけに内視鏡検査を受ける方が増えています。

胃カメラが必要になるケース

便通異常に加え、上腹部症状がある場合は、胃カメラ検査が検討されることがあります。

胃カメラを考慮する主なケース

・胃痛や胸やけが続いている

・食後に胃がもたれる

・黒っぽい便が出たことがある

ピロリ菌感染が疑われる

胃の状態を直接確認することで、症状の原因を整理しやすくなります。

胃カメラについて詳しくはこちら

内視鏡検査の一般的な流れ

初めての方でもイメージしやすいよう、検査の流れをご紹介します。

検査の流れ(一般例)

・診察・問診

・検査内容の説明

・前処置(必要に応じて)

・胃カメラ・大腸カメラ検査

・結果説明

鎮静剤を使用するなど、苦痛に配慮した検査が行われる場合もあります。

医療専門家としての注意点

下痢と便秘をくり返す症状は、よくある不調のように感じられますが、背景に病気が隠れていることもあります。

一方で、すべての症状が重い病気につながるわけではありません。
医療広告ガイドラインの観点からも、診断や治療効果を断定することはできませんが、気になる症状が続く場合は早めに相談することが安心につながります。

まとめ|便通の乱れが続く場合は相談を

下痢と便秘をくり返す状態は、体からのサインのひとつです。

・生活習慣やストレスが影響することもある

・消化管の病気が関係する場合もある

・胃痛が続く場合は胃カメラが役立つことも

姫路市・英賀保周辺で便通異常や胃腸症状が気になる方は、無理に我慢せず、内視鏡検査を含めた相談を検討してみてください。

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